夏の終わりの6代目。

法事に行くと、裏道の寺院は由緒ある広く立派な史跡で、若い僧侶のお経は頭蓋骨を震わす増幅系で、同じ智山派とは思えない素晴らしさだった。その後は奇遇にもマイオフィス近所の鰻屋で満腹。兄妹の微妙な空気に何かを想う。
徒歩1分のマイオフィスで納品準備と来週の仕込みで夕刻を迎え、ムスコの予備校までお迎えに行く。今夜、妻は初めて買ったアルバムだったという阿川泰子のライブに行ってしまったので、ムスコと2人の時間。
世継ぎということの意味をラーメン屋で説くと、今まで嫌がっていたのに満更でもない様子の6代目。