イトナミ。

『海編』
万座毛から美ら海水族館まで1時間のドライブ。花と海と空に包まれた丘を上り下りしながら入館し、ダイナミックな海中の営みに魅了された。エリアが広大でかなりの入場者がいたが、行列というものはなかった。双眼鏡で遠くを観察しながら、好転した晴れ間の下で歩を進めた。

『時空編』
今帰仁城は12-14世紀の穏やかな平和の静けさの中、抜けのいい参道を登り、穏やかな草木の営みに耳を澄ました。高い石垣を開いたから臨むと、素人には攻め方などまったくわかならない好守であった。風の音に波音が聞こえる静寂に悠久を思う。

『ドライブ編』
古宇利島への橋は頂点まで3人で登り、ムスコ一人は完全踏破で夫婦は引き返して車をピックアップ。橋を一人歩むムスコに成長を見た。
その後、東シナ海と太平洋の色の違いを見るためにウッパマまで横断し、青黒い太平洋に苫小牧の海と同じ色を見る。海辺には数多くの穴があり、ヤドカリの住処のようであった。その営みに慎重と懸命をみた。
そして南下し、万座で投宿。MINIクロスオーバーはディーゼルの重厚な走りが重たいが、質実で乗りやすい実用車だ。明日の100kmをもってキーを置く。
