トロピカル。

『出発編』
降り始めた雨をポツリ受けながらバスを待つ。祝日の始発は6時半近くと遅く、定刻でやってきたバスも人はまばらで致し方なしか。ホームに着く電車も南浦和発なのだろうか?空き席が多く家族3人で並んで座れる。
朝食抜きで腹を空かせて空港にやってきたところで、ムスコに何か買いに行ってもらったら、大好きなチョコとしょっぱ目のグミと朝にはややヘビーな微炭酸飲料。考えた結果を思わせるそれを腹の足しにする。
南西行きのフライトは、宿泊付きの格安予約が故に、2組に分かれる座席配置。ムスコを一人にさせて、こちらは夫婦水入らずだが、1時間もすると各々耳を塞いで音楽を高度1万mで聴き、眠る。
進学、慰労、気分転換を目的にした旅路、余計なものは家に置いてきたので、それぞれがそれぞれの時を過ごしている。

『旅情編』
国際通りを歩き、琉球料理をいただく。空腹感のせいか、丸の内以上に美味かった。食するのが遅いムスコさえも早かった。首里城ではヴィヴィッドな南国カラーと熱帯の風を受け、琉球を肌で感じる。40年前と比べると、ジェット戦闘機の音も静かで、むしろ、ディーゼルのMINI SUVの方がやかましい。ドライバビリティが重~い。

『リゾート編』
普通のフロントに行ったら、ラウンジフロントへ、と言われ、別待遇。ローマ生まれのピエールにガイドしてもらう。イタリアン・アラカルトをオリオンビールと恩納古酒で頂き、全身真っ赤っか。大浴場で熱帯の汗を流し、あとは寝るだけ。