本気に生きる。

社会人になってから、「オマエはずるい、本気を出さないで。」と言われたことが何度もある。一方で自分はというと、「与えられたテーマについて、いつも期待以上で応えたい」と本気を出して頑張ってきたつもりである。確かに要領がいいので、ずるいと思われることもあるだろうが、そのギャップに違和感を感じてきた。
起業を決意してその直前のひと月を過ごしている中、彼らが正しかったのではないかと思い始めた。これからは自分がやりたい仕事を自分事でする中にあって、あらゆる仕事に愛着があり可愛く、幅広に、深く、そして濃密に毎日を過ごしている。これが”本気”ということなのではないかと、50歳にして気が付いた。
「本気に生きる」というのは、本当に自分がやりたいことを、自分事で、心を込めて過ごしていくことだろう。そうだとすると、以前の僕は、与えられたことを、自分事で、しっかりと過ごしていたということであり、「真面目に生きる」であり、「本気に生きる」ではなかったのだろう、と振り返る。
(取組姿勢Attitude)=(動機付けMotivation)×(人称Personarity)×(やり方Way)
、、、ということか。