本気に生きる。


社会人になってから、「オマエはずるい、本気を出さないで。」と言われたことが何度もある。一方で自分はというと、「与えられたテーマについて、いつも期待以上で応えたい」と本気を出して頑張ってきたつもりである。確かに要領がいいので、ずるいと思われることもあるだろうが、そのギャップに違和感を感じてきた。
起業を決意してその直前のひと月を過ごしている中、彼らが正しかったのではないかと思い始めた。これからは自分がやりたい仕事を自分事でする中にあって、あらゆる仕事に愛着があり可愛く、幅広に、深く、そして濃密に毎日を過ごしている。これが”本気”ということなのではないかと、50歳にして気が付いた。
「本気に生きる」というのは、本当に自分がやりたいことを、自分事で、心を込めて過ごしていくことだろう。そうだとすると、以前の僕は、与えられたことを、自分事で、しっかりと過ごしていたということであり、「真面目に生きる」であり、「本気に生きる」ではなかったのだろう、と振り返る。
(取組姿勢Attitude)=(動機付けMotivation)×(人称Personarity)×(やり方Way)
、、、ということか。

タイムズフリー。


朝5時前に起きてマイオフィスに出勤するとまだ5時半。皆が寝ているうちに仕事を始める。ホッとすると9時。普通なら昼休みの時間だが、お仕事継続。正午前に妻と待ち合わせて志木まで長崎チャンポンを食べに行く。復路は秋ヶ瀬公園でサクラソウを見て帰宅&軽~いジョギング。好きなだけタイムシフト勤務できるのも起業家の醍醐味だな。マッタリすると…まだ夕方5時半。

コドク。


今週は、独りでいると錆びついていく恐怖を感じていた。今日は東京駅前の一等地のオフィスで待ち時間をただぼんやり過ごしたが、そこにいるだけで仕事をしている気になっていた。自分の意欲とは別に、環境がマインドを騙していることに恐怖を感じた。つまり、恐怖はやらない自分に対して感じるものであり、独りでいる環境に感じるものではないということだ。
青海のビッグサイトに向かいAI事情を見たが、高付加価値な出力を導出する方法論構築はオンリーワンのヒントかも。そして、ナコって帰宅で、明日もおひとりさま。

ジャスト・スタート!


初めての通勤の朝、桜の花の下を抜けて、草葉の陰の父に声をかけて、徒歩20分弱で出社。おひとりさまのラジオ体操をしっかりと行い過ごす。『今週はPlanning』と銘打って第1週を始めた。

正午前には早弁しながらおひとりさまのネット中継を視聴し、『令和』を知る。午後は士業事務所に向かい会社設立手続きを話し合う足軽。会社設立日を5/8とした。
朝7時~18時前の飲み会出発まで、、、多忙。計画の半分位の消化で結構大変。そして夜は大宮の飲み会へ。祝福と恨み節を聴くも、贈り物を頂き、謝意を伝える。

開所式。


浅い眠りで出勤し、アフターアイドリング状態で午前中を過ごし、正午と共に退社して、中小企業診断士面談。初めて相談した日を懐かしく思い出し、謝意を伝える。
その後、起業支援センター開所式に向かう。市長に市県会議員に市内の全金融機関の支店長が招待され、名刺交換も数多。パッションとビジョンのみで挨拶し、意を新たにする。
帰宅して、チタン印鑑の3本セットを眺める。

反逆者。


旅行に向けて双眼鏡を買った。海やら岩やら戦闘機やらを見よう。スマホのカメラでもまぁまぁテレで撮れるので楽しもう。
元上役に退職の意向が伝わったようだが、経営事由の退職と伝えてくれたら、鼻で笑われたそうである。帝国に従う者はそれに逆らう者を嘲笑するのだろう。想定内だ。
最後に笑うのは、生きたい道を選んだ者だと信じている。

準備。


朝の大粒の雨は晴れ間に変わり、春のつむじ風の夕方。ネクストマターに時間を割く月曜日。昨夜は寝つきが悪かったから眠いな。明後日の再会に向けて、あれこれが出来上がる。
商標登録出願も完了した。各種のコンサルフォーマットや契約書フォーマットも出来始めている。昨夜にはチタン印鑑3本セットもオーダーした。

着実に。


8-16時でマイオフィスは今までで最長。商材作成、チラシ作成、商標出願対応であっという間に陽が傾いた。ランチは妻と駅前のタイ料理店でトムヤンクン。帰宅するとデザイナーズ名刺が届いており、シコシコと裏面にテプラを貼る。着実に準備が進んでいる。

進展。

退職願が受理され、人事部から退職届が届いた。3年半前よりも進展だ。しかし、誓約書が不明瞭で加筆したが、それが社内業務品質の現れだろう。

CI。


ロゴ&ホームページの作成依頼を西日暮里。旧交を温めながら、その後のあれこれをきく。ボランティアで良いというが、もちろん有償でお願いする。ありがとう。

遠目。


車幅灯がないことは、自分では分からないが、遠目に危険であることの一つだろう。退職願がようやく受理されたことは、自分では正しい選択ではあるが、遠目にはどうなんだろうか。日々の仕事の一つひとつが愛おしい。平成最後の日がサラリーマン生活最後の日になることとなったが、顧客挨拶と引継ぎのみの出社の有休消化で4月は数日出勤となるだろう。

愚策発、起業行。


昨日の経営層の審議結果は、マイクロマネジメント実現の総花的組織図。主体的な管理職不足の中、器を増やすだけの改革で閉口。この愚策をして、退職願の日付が決まった。我が道を行く。

帯状疱疹。


帯状疱疹だろうか!?が背中に増えてきて痛くなってきた。発熱前に通院が必要そうだ。眠れぬ夜のせいか、それとも季節柄や加齢か!?
今夜は13年くらいのお付き合いの一回り上のデザイナーと会食。起業やこれからについてお話しさせて頂き、俄然やる気が出てくる。誰も心配してくれないことが不安だ。起業について、間違いなく機が熟した。

対流。

朝からマイオフィスに行くも、、、寒い。エアコンは会社に比べて明らかに効いている。ムラができているようなので対流が必要だ。Xデーまで2ヶ月を切った。こちらも落とし所が決まらず滞留しているので、明日、明確なアクションを起こそう。

語り部。


新丸で好き放題、商工Kで思いの丈を語る30分弱ずつ。夕方の帰宅だったので、マイオフィスに向かい思考(≠嗜好)の夕暮れ&夕闇。やっぱり喫緊の課題は退職時期だが、会社の身の丈を超えるビジネス構想を語れというのは酷ではなかろうか。退職は遅らせても4/30で有給消化含む、だろうか。

スタート!


ここから3年半で売上1千万円を目指し始める。セコムカードと鍵たくさんを受け取る。

試金石。


環境変化に適応できず、通用しない自信を変えずに無理無茶を引き受け、かと言って何の立て直しもなく、試金石を新たにキックオフするという大企業病。そして、新たな道を行く者(プロパー)は稀有な土壌、、、。
自分の経験だけを頼りに自分の意思で生きる道の方が年収95%減でも価値があるのではなかろうか。朝陽はどこに降り注ごうか。

体調サゲサゲ。


いつもは半袖だが、寒気がしてブルゾン着用で西陽に当たるもまだ寒いので、15時で上がる。治りかけた右耳がまた聴こえなくなる。炎症再拡大でグチョグチョ。退職願は受け取ってもらえないし、心が病んできたのだろうか。

不連続はない会社経営の行き先とあと12年間しか続かないその航海に暗雲ドブ板を予測し、100年の人生観との不一致から舵を切ることと決めて、3ヶ月が経った。もう岬口から違う大海が見え始めている中にあって、元の海に戻ることはないし、戻ったとて満帆に航海することはできまい。チラリ見える晴れ間に向かう船に漕ぎ手は付かないのだから。

決めごと。


朝9時からの会計士さんに相談に行き、沢山を教えてもらう。2019/7/6に会社設立しよう。午後は市役所で申請書記入法を習う。行政支援の変化点に悩むところがあるが、具体化する道筋を歩いて行こう。
昼下がりは青空車庫に寝そべり、ドラレコとレー探の配線。車いじりは楽しいなぁ~。電装系は熟練してきたのでうまいことできた。バックブザーは明日着なので週末に取り付けよう。それよりも、遠くに行きたいなぁ。

パイオニア。


環境変化に適合した者が生き残る競争社会において、目の数は重要だ。立体視できないと、敵に食われてしまう。そんな中、一つ目の生物を調べたら、ミジンコがそれだった。さすがは食物連鎖の底辺だけのことがある。
クリオネはどうかと思ったら、明るさを感じられるが認識は出来ないそうである。また、一般には深海数百mに生息するらしく、そこでは透明や赤は目立たない色らしい。浅海に上がったクリオネは、眩しすぎて敵を認識できない上に、赤や白で目立ち、クラゲに食われるのだろう。
違う世界に挑む者は、その世界に元からいた者に駆逐されるようで、出る杭は打たれるのだろう。
昨日に続き、直属の上司に退職の意向を表明した。時期はさておき、背中を押してくれた。年度内でパラレルに生きる道を探ろうと思う。

2枚目。


人生100年の時代にあって50歳からの未来を考えた結果、当社での社会人人生よりも、起業して社会貢献する道を選ぶこととしました。十余年にわたり、成長の機会を頂きましたことに深謝いたします。
能力の限界を感じての3年前の退職願に次ぎ、今回は自分の長い人生を考えての自立のための退職願です。ご了解いただけますようご高配下さい。
と付記しようかなぁ、、、と那須塩原駅で想い、大田原で宴会の夜。

マイ・ディシジョン。


成功の秘訣は「目標を定める」ことだという。小さな目標を達成すれば、それは小さくとも成功であり、大きな目標を達成すれば、それは大きな成功である。
自分の仕事人生にも目標はある。しかし、この会社にいることは、その目標に向かって行く時、真っ直ぐにも紆余曲折にも繋がっていない。望みがあるとすれば、事業家でありたい方々が地位と権力を得た時で、その下で働くときだけだろう。自分が大所帯の「長」に君臨する気がない以上、それは避けがたい。また、infrastructure engineering よりも、nature (marketing) scienceを嘱望する自分は、会社の器に合っていない。
この旧態依然とした社風と経営の中では、それらの人々の権限の上限はいつまでも制限されていき、その結果、どこか骨抜きされたパフォーマンスしか出せないだろう。そして、彼らの重荷を取り払う経営は、いつまでもなし得ないだろう。
自らにも部長昇格の機会があったが、経営への不信と、リスペクト出来ない人からの被評価を嫌って機会を破棄した。甘んじて受けてしまい、部下に二枚舌を使って生きるなど真っ平ゴメンだ。

そうであるならば、自分の仕事人生の目標に向かっては他力ではなく自力で歩み行くことが挑戦であり生きがいであるはずである。幸いにもご先祖からの保険がきき、高い保険料を払っている中にあっては、文無しになる可能性は極めて低い。つまり、人生の転機において取るべきリスクは小さく、生きがいのためだけに労せる環境を持っている。主体的な人生を歩みたいなら、行くしかないだろう。
たった一度きりの人生、自らの責任で生きるなら、不満を言い続けて安穏と生きるより、オンジエッジで信じて楽しむ道を行くべきである。そして、自ら掲げる目標を達成させる挑戦と努力で、五十路からの人生を実りあるものにすべきであろう。それを選びたく、選べる自分なのだから。

プロフィール

ucci

Author:ucci

50歳で脱サラして一人社長と
個人事業主の二足の草鞋。



「充実/創造と穏/健康な40歳」
「骨幹感覚&ダイナミズムの41歳」
「主体性と社会性の42歳」
「リーダシップ&被信頼感の43歳」
「成熟と自信の44歳」
「新しい門戸を拓く&
 期待に応える45歳」
「両立の46歳」
「何を為すか47歳」
「自制と自律の48歳」
「戦略的突破の49歳」
「道照らす50歳」
「新しい道標を創る51歳」
「打ち手を増やす52歳」
「しくみづくりの53歳」
「地盤固めの54歳」
 そして...
「ガンダーラを探す55歳」


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